競売

競売とは

競売とは

競売とは、住宅ローンなどの返済が困難になった場合、担保としていた土地建物といった不動産について、金融機関(住宅ローン会社)が債権者として裁判所に申し立てを行い、裁判所の手続きによりその不動産を売却し、その売却代金を債権者が受領する手続です。


裁判所が定めた最低売却価格以上で、最高値で入札した人が落札します。

最低売却価格は、不動産鑑定士の調査等の手続により決定されます。

これは、一般的な市場価格よりも低く設定されがちで、一説には市場価格の5~7割程度と言われています。


競売開始決定通知が届いたら。

競売開始決定通知が裁判所から届いた場合、おおよそ6ヶ月~1年後にはその不動産から立ち退くことになってしまいます。

(最近は、競売手続もスピード化しているので、もっと早く立ち退くことになる場合もあります。)

しかし、競売開始決定通知が届いて間もない段階ならば、競売を避ける方法はあります。


①競売申立てをされたあとでも、住宅ローン特則付き個人再生手続きを申し立てることができます。
 そして、同時に競売手続中止の申し立てをすると、裁判所が再生見込みがあると認めてくれれば、競売手続の中止命令を出してくれます。


【住宅資金特別条項付個人再生についてはこちら】


②また、個人再生手続が使えない場合でも、任意売却を模索することもできます。

 任意売却ての買主が現れれば(そしてその買主が競売よりも良い条件で購入してくれるならば)、債権者の協力を得られる可能性もあります。

 この場合も競売を中止することとなるでしょう。


いずれにしても、競売開始決定通知が来た場合は、早めの行動が重要になります。

できるだけ早い段階で、専門家に相談されることをおすすめします。


競売には以下のデメリットがあります。

①落札価格が市場価格よりも低くなりがちです。

 したがって任意売却の場合よりも、不動産処分後の残債務額が大きくなってしまいがちです。

②落札者からの立退き要請に対しては、従うほかありません。法律上の手続による立退き要請ですので、抵抗する余地がありません。

 つまり、立退料をもらうとか、引越し日の相談をするとかいうことがほぼ不可能です。

③競売手続を進める際に、不動産の現況調査などが行われるため、競売されることが近隣住民に知られてしまう可能性があります。


※注意しなければならないのは、競売が終わった(不動産を失った)としても、その売却代金で住宅ローンが完済できなければ、残債務の支払い義務が継続して残るということです。

(これは競売に限らず、任意売却の場合でも同じです。)


 不動産処分後の残債務の支払いが困難な場合、最終的にはそれを整理すべく自己破産等の手続きを取る必要があります。

 また、不動産をもったまま破産の手続を行うこともあります(住宅ローン以外の債務もある場合、むしろ不動産をもったまま先に破産等の手続きをするのが普通です)。

 この場合は、破産手続内で不動産を任意売却するか、破産手続と同時進行的に進む競売手続で不動産を処分することになります。

弁護士の紹介

ご相談の予約はこちら 043-388-0308

事務所までのアクセス

〒260-0045
千葉市中央区弁天1丁目15-1
細川ビル4階
TEL:043-388-0308

詳しいアクセス方法はこちら